【フリーターから正社員】転職に活きるおすすめ資格は?
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転職に活きるおすすめ「資格」2選
こんにちは!
「フリーターから正社員に転職する」場合に
資格の取得を考える人が多い。
今回は、転職に活きる資格を2つピックアップしたよ!
数万件の求人を見つつ
企業の採用担当者とも話している
僕が選んだ資格だよ!
おすすめ資格①
まずは「マイクロソフトオフィススペシャリスト(通称:MOS<モス>」だ!
MOS検定がおすすめな理由
- ほとんど全ての会社でパソコンを使うため、MOSで学んだ知識はどんな会社(職種)でも活かせる
- 一般レベルから受検でき、合格しやすい
- 独学で取得できる難易度であるため、勉強がしやすい
マイクロソフトオフィスというソフトは、
「ワード」「エクセル」「パワーポイント」の三つのソフトの総称だよ!
どんな仕事をするにせも使うし、簡単な難易度でもチャレンジ可能だから
「パソコンができる人」として企業にもアピールが可能だよ!
「パソコンができる」というだけで
給与が高い求人に応募できるんだよ!
おすすめ資格②
次に、簿記検定だ!
なぜ簿記がおすすめかと言うと…
簿記検定がおすすめな理由
- 会社の数字を客観的にするための基礎知識が付く
- 会計知識は、すべての会社で必要とされる
- 無料で学べる環境が整っており、取得しやすい
簿記検定は、会社経理の基礎的な知識を証明できる資格だ!
3級であれば1ヶ月の勉強で十分合格が狙える。
会計情報は、日本を超えて、世界の会社の共通言語だから、
会社経営の根幹を学ぶことができるよ!
「簿記を学んだ」ことで
”世界の見え方が変わった”
と感動する人は多いよ!
資格があるとどのくらい有利なのか?
ここまで
転職に活きる資格というテーマでお話をしてきたけど…
さっきの資格は、
確かにあるとプラスではあるんだ…
でも、
「資格があるから採用」にはならない・・・!
”「フリーターから正社員に転職する」ために
資格取得をして、それを面接でアピールする”
のは有利には働かない!
大事な事だからもう一度言うよ!
「資格を面接でアピールしても」
有利には働かないんだ!!!
むしろ逆効果になる可能性の方が高いよ!
資格の勉強をすることはOKだけど、
それをアピールポイントとしてはいけないんだ!
本当に求められている力は?
では、企業が求めている力は何なのか?
ここからは
✔なぜ資格取得が「フリーターから正社員に転職する」場合においては重要ではないのか?
✔本当に求められている力は何なのか?
について解説していくよ!
僕も就活のために資格勉強をした経験があるから
最初は、「資格で有利になる」と思っていたんだ!
でも人材の業界で多くの求職者や企業と接する中で
資格アピールは逆効果だと知ったんだよ!
この記事で分かることまとめ
- 「フリーターから正社員に転職する」場合、資格取得により有利に働かない理由
- 企業が本当に求めている力
資格の価値や知識を深めるために資格勉強すること
を否定しているわけではないからね!
あくまで、
「就活のため」に資格取得したり、
資格アピールしたりするのは効果が薄いという話だよ!
キャリアの三角形を知っておこう
よくある誤解
「フリーターから正社員に転職する」場合に
資格の取得でよりよい就職先を狙おうとする人が多い!
僕も社会人になる前は
「資格取得」が面接で評価されると思っていたよ…
ただ、採用の現場では、
資格の取得や資格の勉強は思った以上に評価されない…
”会計士や弁護士レベルの超難関資格”
を除けば、
ポテンシャル採用の現場で
「資格」が採用の決め手になることはまずない
と考えていいい。
職業訓練校で
資格取得と就職が一体型になっているケースは
例外だよ!
資格取得をしても就職が有利にならないケース
- ”やりたいことがないから”ひとまず、資格取得してみようという人
- 現状フリーターでも、資格取得すれば転職先が大幅に広がると考えている人
⇒この二つのケースは、資格取得しても採用が有利にならないよ!
超難関資格や、職業訓練校で資格取得と就職が一体化しているケース
は除くよ!
また「知識を深めたり」「勉強するため」の資格取得を
否定しているわけではないからね!
【超重要】キャリアの三角形
この記事で一番重要な考え方を伝えるよ!
キャリアアップをするためには
今後も常に意識しなければいけない図だから
この記事はブックマーク推奨だよ!
「キャリアの三角形」という覚え方で覚えておいてね!
下に行くほど、
「生き方や人生観」といった根本的な要素で
上に行くほど、
「知識や技術」といった表面的な要素になる!
図にも書いてある通り、
「テクニカルスキル」=資格取得で示せるスキルは
そもそも求められていないんだよ!
それ以上に、
ポーダブルスキルやスタンスといった
「仕事への向き合い方」「やる気」「人生に対する向き合い方」
根本的な部分が評価されるのが
「フリーターから正社員に転職する」場合の面接なんだ!
いわゆる
ポテンシャル採用というやつだね!
ここから先では
「テクニカルスキルって何?」
「ポーダブルスキルって何?」
という疑問に答えていくよ!
①テクニカルスキルについて
テクニカルスキルというのは、
「業務や職種における」専門知識や技術のことだよ!
ITであれば”Excelで関数が組める””プログラミング言語を使って開発ができる”
会計であれば”財務諸表が読める”
といったものだよ!
テクニカルスキル | IT/財務会計/法律/マーケティング/商品知識/専門知識 |
ポーダブルスキル | 対自分力…自責で捉える力/自己役割理解/集中力/柔軟性 対人力…関係構築力/マネジメント力 対課題力…情報処理能力/課題解決能力/論理的思考力 |
スタンス | 仕事や人生に対する向き合い方 |
まさに資格勉強で学ぶ領域のことだよね!
その知識自体が悪いわけではないけど、
”「資格の取得」ができている=実務でも活用できる”
わけではないんだ。
簿記の資格を持っていても
実務で会計の処理やアドバイスができない人は多いからね!
逆に資格をもってなくても
実務ができて、会社の利益に貢献できるのであれば
ものすごく重宝されるよ!
いずれにせよ
会社としては「実務経験があるか」ということを重要視しているし、
資格勉強で得られるレベルの知識や技術であれば
わざわざ何十万という採用費を使って、新しく採用しなくても
社内の人に資格取得援助をすれば済む話だからね!
1人の採用にかかる費用は50万円以上だよ!
その費用をかけて「資格を持っている人」を募集するのは
コスパが悪い!
だから資格をもっていることが採用の決め手になることはないんだよ!
②ポーダブルスキルについて
ポーダブルスキルというのは
「業界や職種とわず応用ができる思考力やコミュニケーション力、情報処理能力」
の総称だよ!
ざっくりいえば「仕事できるかどうか」
ということだ!
「フリーターから正社員に転職する」場合は、
特定業務の知識(簿記や英語など)以上に
ポーダブルスキルが評価される!
テクニカルスキル | IT/財務会計/法律/マーケティング/商品知識/専門知識 |
ポーダブルスキル | 対自分力…自責で捉える力/自己役割理解/集中力/柔軟性 対人力…関係構築力/マネジメント力 対課題力…情報処理能力/課題解決能力/論理的思考力 |
スタンス | 仕事や人生に対する向き合い方 |
そもそも色んなスキルを一言でまとめた言葉だから
「ポーダブルスキルとは」という形で
一言では表しにくいよね!
会社の仕事というのは、
流動的で色々な人との連携が要求される。
その状況では
柔軟に考えたり、人と協力をしたり、情報を集めたりする力が求められる。
それに対して
資格取得で得られる知識があったとしても
その状況に対応できないんだ。
だから、
「フリーターから正社員に転職する」場合に
資格は採用の決め手にはならないんだ。
資格の知識によって
もたらされる利益は、
会社全体から見れば非常に小さいからね!
③スタンスについて
スタンスというのは、
「仕事や人生にどう向き合っているか」
ということだよ。
テクニカルスキル | IT/財務会計/法律/マーケティング/商品知識/専門知識 |
ポーダブルスキル | 対自分力…自責で捉える力/自己役割理解/集中力/柔軟性 対人力…関係構築力/マネジメント力 対課題力…情報処理能力/課題解決能力/論理的思考力 |
スタンス | 仕事や人生に対する向き合い方 |
例えば、同じ飲食業界志望の人がいたとして
「日本の飲食業界の品質の高さを世界に広めたい」
というAさんと
「家の近くで働けるから飲食店で働きたい」
というBさんでは
どちらを採用するかな?
企業の考え方によるけど、
多くはAさんを採用するよね。
それは、仕事を通して
自己実現や社会貢献をしたいことがしっかり伝わっているからだ!
もちろん、スケールの大きいことを言えば良い
という単純は話ではない!
だけど…
「仕事に前向きで多くの人と連携を取りたい」
という姿勢があれば
仕事でも活躍してくれるからね!
いくら資格をとったとしても
資格を取った理由が
「より条件の良い企業で働きたい」
「休みを増やしたい」
といった理由では
仕事へのスタンスが不適切と評価されるよ!
「就職をしたいけど
やりたいことが見つからないから資格取得をする」
という発想だと
そもそも仕事へのスタンスが定まっていないから
就活もうまくいかなくなってしまう!
そもそも自分は何にやる気を感じてどんな仕事をしていきたいのか
自己分析をしっかりする方が、
転職後いきいきと働けるよ!
まず、スタンスが求められ、次にポーダブルスキルが求められる!
「テクニカルスキル」「ポーダブルスキル」「スタンス」
の三つについて解説してきた!
「フリーターから正社員に転職する」場合
(いわゆるポテンシャル採用の場合)
採用の決め手となるのは、
「スタンス」と「ポーダブルスキル」だよ!
「スタンス」については、
仕事に前向きに取り組めるかどうかで
「ポーダブルスキル」については、
仕事を生産的にこなせるかどうかだ!
アルバイトや派遣のみの経験だとしても、
「スタンス」「ポーダブルスキル」は
アピールすることができる!
いわゆる自己分析というやつだ!
資格の勉強よりも自己分析の方が圧倒的に大切だからね!
「キャリアの三角形」についてまとめ
- 資格取得でアピールできるのは「テクニカルスキル」だけど、ポテンシャル採用においては重視されない
- 重視されるのは「仕事へ前向きか(スタンス)」と「仕事を生産的にこなせるか(ポーダブルスキル)」
- 「資格」が採用の決め手にはならない
⇒社内の人間に資格を取らせた方がコスパが良いため - 「資格の知識」では社内の仕事に対応できないから、資格は採用の決め手にならない
⇒資格の知識で対応できる仕事は非常に少ない - 仕事への向き合い方の方が資格よりも圧倒的に価値がある
⇒仕事への向き合い方(スタンス)が決まっていないのに資格をとっても効果は薄い、むしろマイナス
『就活のために」何となく資格をとることは
評価されないし、人生単位で観ればマイナスに働いてしまうことが多いよ!(資格ありきで就職先を探すことになり、選択肢が狭まるため)
「フリーターから正社員に転職する」場合に求められているのは?
この記事のまとめ
改めて整理するよ!
この記事のまとめ
- 資格を勉強することはOK!勉強するならば「MOS」か「簿記」がおすすめ!
- ただ、資格をアピールポイントとして面接を受けてはいけない
- 企業が求めているのは、「仕事への向き合い方(スタンス)」がしっかりしていること!
求められていることをアピールしなければ逆効果になってしまう
「フリーターから正社員に転職する」場合に
求めているのは、
「仕事への向き合い方」なんだ!
・仕事に前向きであること
・自分から仕事の問題を見つけて解決する努力をしてきたこと
をアピールできれば
資格の何十倍、何百倍も価値がある人材だと評価されるよ!
面接でのアピールの仕方
ただ…
過去の自分の話をアピールするのは難しいよね!
この記事で
「フリーターから正社員に転職する」場合の
自己PRの作り方を徹底解説しているよ!
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